空気にならないためには速くなるしかなかった
フェリス女学院大4年のなりさわと申します。
あと5日でクリスマスってことお知らせします。
〇自己紹介
去年度は会計で働き、「お金ってやつはマジで重い。」と二重の意味で知り、副幹事長になってからは、「きやくってやつはマジでむずかしい。」という知識を得ました。
今回、オリエンテーリングを始めた理由とそれからの定着について書きます。
絵日記以上は求めないでください。
フェリス女学院大学は、大昔の先輩から長い年数を空け、2014年になりさわとおおるいの2名で準加盟校として復活しました。
自大学の先輩はおらず、集まろうにも部室やトレーニングは存在しません。なぜKOLCに入部を決め、なぜ幽霊部員クラブ三昧パリピ女子大生注1に変化しないまま、オリエンティアとして定着したのか。
まず4年前にKOLCに飛び込んだ理由。
こんなんだったからです。
四年間を自分のためじゃなく、他人に時間を費やして過ごすのは向いていない、と悩んでいるときにKOLCに出会いました。一枚だけぴらぴらの小さなビラが混ざっていて、他と比べると地味素朴である意味目立っていました。
今でも惹句は覚えています。
「学生トップになれるスポーツ」
なりたい。
これが理由の一つです。
新歓一日目で悪天候に見舞われ、雹が頭をカチカチ打とうと、ずぶ濡れ凍えてから夜の部ピザ食べ放題に行こうと何も気になりませんでした。
だってレモンのはちみつ漬け渡すとかじゃなくて自分が選手になれる・・・
しかし入ってから気づきました。わたしは順調に影薄くなっていきました。
周りの同期が大学の先輩と共通の講義の話題で談笑している中、フェリスの先輩がいないことで話しにくく延々と猫をかぶったまま自分を出せず、クラブに馴染めない。この気配を察知したわたしは考えました。
「速くなるしかない。」
共通の話題がないなら作り、環境に依存したコミュニケーションをとろう。オリエンテーリングに努力する姿勢をみせて、楽しみな一年生として判断してもらおう…
こうしてわたしだって先輩と軽いノリで話したい、という下心半分の意欲がオリエンテーリングに入り込むきっかけになりました。
高校ではバンドマンでしたが、学生時代、運動音痴のくせに持久走だとかシャトルランの類だけは良い成績だったので、幸いにも1人で黙々と走ることは苦にならず、しかもここでは走れば走るだけ目立てることに気づいた私は、最初の一年が肝心と目を付けて、放課後は他大学のトレに週2で通うようになり月の走行距離も伸ばしました。
トレへ向かうのに往復で880円が毎週、今はできない。
こうして4年間所属するコミュニティで楽しく過ごしたい、仲良い先輩がほしいという浅ましい理由で走りまくり、誘われるがまま練習会に参加し、関東新人戦とインカレロングWFでは表彰を受けることができました。そして気が付けば上を目指しては挫折し、また次の目標に向けて立ち上がるオリエンティアとして4年間が経っていました。
こんなかんじです。
オリエンテーリングをはじめたきっかけはティアの数だけ
あると思うので、ぜひお酒の席ででもエピソードお聞かせください。
おしまい
注1 パーティーピープル party people
使用例↓
パリピの彼女らにとっては月曜日も最高の夜に変換可能。