アナリシスのすすめ
茨城大学4年、ときわ走林会所属の勝山佳恵です。
管理者の方から声をかけて頂き何を書こうか考えましたが、4年間で極めてきた「アナリシス」について書くことにしました。
まとまらない文章ですが、少しでも生産性のある内容になっていれば幸いです。
過去のアナリシスを振り返ってみる
*1年生の頃のアナリシス
茨大の先輩がやっていたものを参考にしてワードで書き始めました。
皆さんご存知pgさんにこれらのアナリシスを見て頂いたところ、「これは行動記録であって分析ではない」とアドバイスを受けました。その後pgさんの過去のアナリシスノートをお借りし、何冊も目を通しました。
アナリシスってこう書くのか!
アナリシス=分析であり、徹底的に突き詰めることです。
「今の自分の内容は、行動記録であって、入り口でしかない。これは大前提であり、ここから次のレースに繋がることをしないといけない。」
ということで、私は一般化を始めました。
*2年生の頃のアナリシス
*3年生の頃のアナリシス
この一年間はずっと筑波大OBのdさんにアナリシスを添削して頂いていました。
自分(黒)→dさん(オレンジ)→自分(青)→dさん(赤)
一度添削して頂いたら、それで終わりにするのはもったいないです。文章だと添削者の考えが100%伝わらないことがあるので、再度それに対してアプローチします。その2,3回のやり取りがあってこそ、より深まったアナリシスになると思います。
ワードからノートにしてみる
2年生の途中から、ワードからノートに変えました。
ワードは楽ですし画像が貼れる、共有が楽、というメリットがありますが、それよりもいつでも見返せるノートに魅力を感じました。選手権待機所に持っていけるところも良いですし、授業中アナリシスを書いていても怪しまれないです。
何より今まで書いてきたものが目で見えるので、頑張ったという自己満足に繋がります。
アナリシスを書こう
試行錯誤した結果、この書き方に落ち着きました。
・レースの数値目標、パフォーマンス目標(具体的な課題)どちらも書く
・その日の調子を記録する
・各レッグのタイム、相対値、ミスタイム、トップタイムを書く
・Plan、Do、Check、Action(一般化)の流れで分析する
・【総括】目標に対しての結果と感想を書き出す
・次のレースの課題を決める
意識した課題は達成できたのか、次のレースの課題は何かを明確にするようにしています。具体的な課題はたくさん出てきますが、レース中意識できるのは1~2つではないでしょうか。その1~2つの課題を無意識でもできるようになるまでレースの課題とし続けます。体が覚えたら次の課題に移ります。私の場合、連続で3レースくらい同じ課題でオリエンテーリングをしないと克服できませんでした。
このように一つ一つ穴を埋めていく感じです。
心・技・体 の観点から分析するのがおすすめです!
おわりに
何度も言いますが、アナリシスは行動記録ではなく、自己分析です。
自分に対して、どうして?を問い続けてみて下さい。
せっかく書くなら、後に繋がる内容の方が得ですよね!
学生トップ選手の中には、アナリシスを書いたことがないっていう人もいます。
結局、オリエンテーリングと向き合っている時間をたくさんもつことが大切なのだと思います。私の場合それがアナリシスでした。
おまけ
年明け最初の日曜日は、茨城大学大会でオリエン初めいかがでしょうか!
申込締め切りは12/17(月)です。皆様のご参加をお待ちしております。
12/29(土) ときわ百八式
1/6(日) 茨城大大会
1/26(土) いばらき大会
1/27(日) 筑波大大会
茨城が熱い!
最後まで読んで頂きありがとうございました。