「スカイランニングクラブ『オリエンティア軍団』とは」
オリエンティア軍団というスカイランニングクラブが存在していることは、オリエンティアの皆様はもうご存知でしょうか?
今回は、周りから見たらよくわからない集団と思われがちな『スカイランニングクラブ』である「オリエンティア軍団」という存在が一体どういったクラブなのか、ということを日本のオリエンテーリング界大注目のAdvent Calenderの栄えある1日目の場をお借りして、ご紹介いたします。絶対、この企画のプレゼンスが高いのはこの初日!!この機会を逃すわけにはいきません!!
この記事を一読したみんな!!ぜひ、この後はオリエンティア軍団のTwitterをフォローして、Instagramもフォローして、YouTubeチャンネルも登録してくれよな!!今後の活動を盛り上げていくためにも、フォロー&登録&いいね!よろしくお願いします!!
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●目次●
1. スカイランニングとはどんなスポーツなのか
2. なぜスカイランニングに挑戦するのか?
3. オリエンティア軍団とは?
4. オリエンティア軍団のこれまでの活動
5. スカイランニングに挑戦してみませんか?
6. まとめ
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1. スカイランニングとはどんなスポーツなのか
そもそも、スカイランニングとはどういうスポーツなのでしょうか。一般的な認識からすると、トレイルランニングと何ら違わないじゃん!!と思われている節がありますが、そうではありません。スカイランニングとトレイルランニングは、似て非なるスポーツです。
日本スカイランニング協会(以後、JSAと呼ぶ)によれば、スカイランニングというスポーツは以下のように定義されています。
『山岳(超高層ビル)を空に向かって駆け登るスポーツのこと
つまり、FAST&LIGHTなスタイルの快速登山です。ISFの定義では、傾斜30%を超える部分を含み、登攣難易度Ⅱ級 (※三点支持を要する)を超えない範囲とされています。前進する補助としてストック、アイゼンや手を使うこともあります。レースによってはヘルメットや手袋などの装備が必携とされることもあります。
山岳スポーツであるスカイランニングでは、水平距離よりも垂直距離や標高差が重要な要素となります。つまり、スカイランニングにおける「ランニング」の意味は、陸上競技とは異なり、「走る」というよりも「駆け登る(下る)」ということになります。水平方向への走りやすさは求めていないため、競技会においては急峻でテクニカルな斜面や標高2000m以上の高山をコースにする場合が多くなります。』
(出典:日本スカイランニング協会HP URL:http://skyrunning.jp/skyrunning/)
スカイランニングは「快速登山」と呼ばれ、登山から派生した山岳競技としての側面が強く、陸上競技の側面が強いトレイルランニングとは違うスポーツであるとされています。
(実際にJSAの親団体である国際スカイランニング連盟は国際山岳連盟と協定を結んでいますが、トレインランニングの世界的な統括団体である国際トレイルランニング協会は、国際陸連の傘下にあるなどの、上位に位置する統括団体に違いが見られます)
スカイランニングにも、オリエンテーリングにスプリント・ミドル・ロングなど様々な種目があるように、さまざまな種目が設定されています。オリエンテーリングと同じで、種目によって求められるテクニックや走り方が全然違い、走るだけ……と思いがちですが、走るだけそれゆえにシンプルで奥深いです
大きく種目としては、三種目に分けることが可能です。急峻な斜面を駆け上り駆け下るSKY・ULTRAと、駆け上る速さを純粋に競うVERTICALの三種目がメインの種目で、世界選手権も現在はこの三種目開催されています。種目により、定義が細かく定められており、この定義を満たしたレースがスカイランニングのレースとして名乗ることが可能となります。
こんな言葉で定義されますが、実際に見て競技を知ってもらうことが手っ取り早いですよね。YOUTUBEにはスカイランニングの動画がゴロゴロ上がっています。これらを見れば、「すげー!」「やべー!!」「俺も挑戦してみてーーー!!!」と思うこと間違いなしです。ぜひ一度見てみてくださいね。
WE ARE SAVAGES - THE 2019 SKYRUNNER WORLD SERIES
2. なぜスカイランニングに挑戦するのか?
なぜ、スカイランニングの大会に日本のオリエンテーリング選手がオリエンティア軍団員として、こんなにも出場しているのでしょうか。トレイルランニングや、トライアスロン、スパルタンレース、クロスカントリースキーなど、オリエンテーリングに通じる体力が必要なスポーツがたくさんある中で、どうしてスカイランニングに挑戦しているのでしょうか。その答えのヒントは、海外のスカイランニングとオリエンティアにあります。
残念ながら、日本の現在のオリエンテーリングの競技レベルはヨーロッパの強豪と比較した際には明らかに低いところにあることは、日本のオリエンテーリングの競技レベルを知る人ならば、否定することができないでしょう。レベルが低い要因は様々なところに原因はあると思います。ただ、一つ確実に言えることは、確実に日本のオリエンティアは海外のトップオリエンティアと比較した際にフィジカルで負けています。ナヴィゲーションが絡まない、単純な走力を比較した際に例えば、男子ではベルギー代表のYannick Michielsは5000mで13分台の走力を持っていますし、女子でもスイス代表のJudith Wyderは5000mで15分台の自己ベストを持つランナーです。日本のオリエンテーリング界ではそのレベルの走力を持ったランナーは今のところいません。
直近のスカイランニング界で一番話題となったのは、オリエンテーリング界の現世界女王、Tove Alexanderssonが2018年のスカイランニングの世界選手権(SKY)で優勝をかっさらったことです。スカイランニングのシリーズ戦で大活躍するHolly PageやSheila Avilésらを力でねじ伏せて、勝利を収めたことは、スカイランニング界にオリエンテーリング界が衝撃を与えたといっても過言ではない出来事でした。
(大会に出たら負けなしのTOVE。まさに最強)
オリエンテーリングからは一線を引いたブルガリア代表の元トップオリエンティアであるKiril Nikolovも現在は、スカイランニングのワールドシリーズを転戦するスカイランナーになっています。Kirilは今年の4月に日本で開催された久々のワールドシリーズである、粟ヶ岳のレースにも参戦していました。そのほかにもたくさんのオリエンティアがスカイランニングのレースに参戦して、素晴らしい活躍を見せています。
ここに、一つのヒントが見つかりました。「スカイランニングでこの程度走れることは、トップオリエンティアにとっては当たり前なのだ」ということです。つまり、世界のトップレベルに近づくためには、まずトップオリエンティアに近い走力を身につける必要がある。その際に、スカイランニングで活躍できるくらいの走力があれば、走力だけはオリエンテーリング界のトップになった……といえる可能性が高い!!
もちろん、そんなにたやすい話ではなく、いわば今は17分くらいでしか5000mを走れないランナーに、「お前は上田瑠偉選手並みに走れるようになれ!!」と言っているに等しいわけで、難しいことは重々承知しています。ただ、その差を埋める努力をしないといつまでも差は埋まらないわけで、スカイランニングに取り組むことで、そのトップ層に近づけないかと一部の軍団員は試行錯誤をしています。世界との差を実感したり、あるいは成長の度合いを感じるには、海外でトップオリエンティアがたくさん参加して、そのパワーを見せているスカイランニングが最適であると感じています。日本にも世界に通用するスカイランナーが出場している大会が多数あり、その壁の厚さを大会に出場するたびに、ひしひしと感じています。
もちろん、スカイランニングというスポーツの純粋な面白さにひかれて、スカイランニングに取り組んでいる軍団員も多数います。オリエンティア軍団は、スカイランニングをただ、オリエンテーリングのための練習の手段としてだけとらえて、普段の活動をしているというわけではない、ということだけは知っておいていただければと思います。詳しい軍団の活動や楽しいことは、この後で詳しく書いていきます!!……でも、もうちょっとだけ真面目っぽい話が続きます。スミマセン。
3. オリエンティア軍団とは?
オリエンティア軍団は、「スカイランニングクラブ」です。これは、我々オリエンティア軍団のアイデンティティ-といっても過言ではありません。スカイランニングクラブというのは、勝手にオリエンティア軍団に所属している軍団員がスカイランニングの大会に出ているので、「我々はスカイランニングクラブだ!!」と主張しているわけではありません。実は、日本のスカイランニングを統括する日本スカイランニング協会によって、スカイランニングクラブの定義は定められており、それに準拠した形でのクラブ運営を行う必要があります。
オリエンティア軍団は現状、クラブチームとして認められる手前の段階である『準加盟クラブ』として、JSAに登録をしております。次年度には正式なクラブチームとして認められるように、今年度から合宿の開催や広報活動の充実、JSA本部や他クラブとの交流を進めています。
もともとオリエンティア軍団が発足した際には、小さな組織で10名程度の小さなクラブでしたが、現在では数倍にかかわる人数が増え、ちょっとした大学のオリエンテーリングクラブ並みの人数が集まっています。
オリエンテーリング競技者が、オリエンテーリングのトレーニングのためだけにスカイランニングをしている、とはたから見て思うかもしれませんが、一応、こう見えてもせっかくオリエンテーリングというスポーツの垣根を飛び越えて他のスポ―ツに取り組んでいますので、活動する目標というのを定めています。ざっくりまとめてしまえば、スカイランニングもオリエンテーリングもお互いにWIN-WINになればいいね!!という思いで普段の大会に参加・活動をしています。
と、かっこよくまとめてみましたが、実際に形にできていることはまだほとんどないのが現状です。来年はより、目指す到達点に近づけるようにJSAとも話をして、オリエンティア軍団が主体的となった、スカイランニング界ではオリエンティア軍団しかできないぜ!!といえるような活動をより増やしていけるように行動をしています。まだ、ここに書ける話ではないので、お話しできないことが残念ですが、今後の軍団の活動にこうご期待くださいませ。
(と、自らにプレッシャーを与えて、逃げ道をなくしていく背水の陣戦法)
4. オリエンティア軍団のこれまでの活動
これまでは、まじめなオリエンティア軍団はチャランポランタンな集団で、オリエンテーリングのフィジカル練習のためだけにスカイランニングに取り組んでいるわけじゃないんだぜ!!ということを書いてきました。書いておきながら、すごくまじめな話というか、お前本当にそんなこと考えているのか、みたいな突っ込みが入りそうな内容で、大変恐縮です。でも本当なので…。
ということで、後半(まだ前半だったのかよ)は、純粋にオリエンティア軍団はこれまでにこんなことをやってきていて、スカイランニングはめっちゃ面白いから絶対一回やってみたほうがいいぜ!オリエンテーリングにも絶対生きてくるぜ!!ということをお話ししていきたいと思います。もう少々、というよりもだいぶおつきあいください。
オリエンティア軍団の活動も、本格始動してから2年が経過しました。発足当初は、スカイランニングって海外のオリエンティアも活躍しているらしいし、俺たちも取り組んでみようぜ、というところから活動はスタートしました。ただ、時間がたつにつれて、真剣に走る軍団員のほかにも、純粋にスカイランニングの大会が出場して楽しいから参加してみたい!!みたいな軍団員も増えており、現在では40名ほどの軍団員が所属するクラブとなりました。軍団員の紹介は、HPにもございますので、どんな軍団員が所属しているのかな……と気になる方は是非一度ご覧になってください。
競技の成績は徐々に向上しています。特に2019年シーズンでは、女子のVKで日本シリーズ年間3位、VK日本選手権で2位となり来年開催される2020世界スカイランニング選手権のVKの出場権を獲得した高橋選手や、イタリアで開催されたユース世界選手権に山岸選手が出場するなど、軍団の内輪だけの話にとどまらない、スカイランニング界も取り上げざるを得ない活躍を軍団員が果たし、スカイランニング界でも、オリエンティア軍団の知名度は飛躍的に向上したと感じる一年でした。その手ごたえを感じる例として例えば、Twitterのフォロワーはこれまではオリエンテーリング界からのフォローが多かったですが、最近ではスカイランナーや、トレイルランナーなど普段オリエンテーリングを行わないだろうと推測される方からのフォローも徐々に目立つようになってきています。
(高橋選手が2019年のVKの日本シリーズで大活躍したことは、JSAの公式メディアでも大きく取り上げられた)
(山岸選手はオリエンティア軍団から初めてのスカイランニング日本代表となった)
クラブチーム登録の話は前項で記述しましたが、オリエンテーリング界のOKリーグのように、スカイランニング界にもクラブ対抗のランキング戦が設けられています。2019年のオリエンティア軍団のクラブランキングは8チーム中5位という結果でした。まだまだ成長の余地がありまくりな結果ですので、来年以降はより上位の強豪クラブに負けない成績を残していきたいと思います。
また、繰り返してになってしまいますが、オリエンテーリング界を飛びだした活動をしていきたいと考えています。今年、その一歩目となるイベントとして開催したのが、JSAのユース世代を対象とした、ナヴィゲーション合宿です。これは、いわゆるJOA合宿みたいなもので、JSAのイベントカレンダーにも乗った正式な合宿です。一回目でしたので、スカイランナーの参加は少数でしたが、参加したスカイランナーからは。「オリエンテーリング楽しい!」という声を聴くことができました。これを皮切りに、より多くの方にオリエンテーリングの魅力を伝える機会をこれからも作りたいと、これも重ねてですけど、思っています。
一方でユース世代に当てはまるオリエンティアにはたくさん参加してもらい、オリエンテーリングではなく、スカイランニングに挑戦してもらう機会も提供できました。(一部の合宿に参加したオリエンティアは、この後スカイランニングセッションというユース向けの練習会に軍団員がいないにも関わらず参加していたらしいです。)この合宿の模様は、軍団のYouTubeにもまとめていますので、ぜひ見てください。(チャンネル登録お願いします!)
(第一回の合宿はオリエンティア中心となってしまったが、継続してスカイランナーの受け皿となるようなイベントとしていきたい)
オリエンティア軍団ってガチ競技しかしてないじゃん……。やっぱり私には遠い世界……、と思っているあなた、ちょっと待った!!オリエンティア軍団はがちがちなランナーだけで集まった集団ではありません!!(ここ超大事!!テストに出ますよ!!!!)
★余談★
オリエンティア軍団がいろいろと活動を始める前にも、オリエンティアはトレイルランニングなどオリエンテーリングを飛び越したアウトドアスポーツ界で活躍をしていました。そもそも、「オリエンティア軍団」という言葉の歴史をさかのぼってみると、一番昔に「オリエンティア軍団」という言葉が出てくるのは、2003年のハセツネの時です。この時は、多摩オリエンテーリングクラブがハセツネ団体戦で力を見せていたり、日本代表級のオリエンティアがたくさんハセツネに乗り込み、上位をかっさらっていた時代。この時から、思考回路というかネーミングセンスは変わっていないのがオリエンテーリング界のようです…(笑)
まだJSAが発足する前に日本で初めて開催されたスカイランニングの世界シリーズ戦である「おんたけスカイレース2006」にもオリエンティアは出場しています。やっぱり、オリエンテーリングをやっている選手はいつの時代でも、「山を走りたいぜ!!」と思うことは変わらないようですね。
5. スカイランニングに挑戦してみませんか?
これまで、スカイランニングというスポーツについてや、オリエンティア軍団の目標だったり、活動について一通り話してきました。栄えあるアドベントカレンダーの初日なのに、初っ端からオリエンテーリングという競技ではなく、スカイランニングの話ばっかりをしているのは大変恐縮です……。
が、この章では「オリエンテーリングやろうぜ!!」ではなく「スカイランニングやろうぜ!!!」ということを、スカイランニングの楽しいところなどをご紹介してひたすら書いていきます。オリエンティアアドベントカレンダー界の過激派の皆様(そんなのはいるのだろうか)がもしいましたら、許してね(テヘペロ)。
この記事を書くにあたって、スカイランニングの大会に出場したことがあるオリエンティア軍団の軍団員に、「スカイランニングってどこらへんが面白いですか?」と聞いてみました。その結果、こんな回答が集まりましたので、コメントをご紹介させていただきます。ここに書いてあるコメントがすべてではなく、もっといろいろなお言葉をいただきました。軍団員の皆様、ご協力ありがとうございました。
★スカイランニングの楽しさ① レース時の気持ちよさ!!
スカイランニングの楽しさのひとつは、第一に気持ちの良い山岳の稜線や、山頂に向かって走ること!!晴れている日に、素晴らしい眺望を堪能しながら走る山は本当に最高です。Instagram映えがはかどります。出たことがない人に「スカイランニングの景色、半端ねえぞ!!」と自慢できるくらいには素晴らしさがあふれています。また、大会の演出は超ド派手です。開会式や閉会式、表彰式のようなセレモニー時や、スタート時には陽気な音楽だったり、太鼓の演奏だったり、MCがすごかったり、いろいろと圧倒されます。オリエンテーリング界にはない、会場のお祭り感は一度体験したほうがいいです!
★スカイランニングの楽しさ② オリエンテーリングにも必要な体力トレに最適!!
オリエンテーリングでも、斜面をひたすらに登ったりする時、急斜面の直登を避けられない時がありますよね?そういったときに、スカイランニングで普段から5㎞のコースで+1000mとか登っていたら、オリエンテーリングの登距離なんてもはや平地ですよね?体力のトレーニングにもってこいです。しかも素晴らしい眺望がついています。なんてお得!!VKなら競技時間がだいたい40分~1時間くらい。ミドルシーズンのトレーニングにいかがですか??走っているときのつらさは半端ないですが、その後に訪れる快感は一度体験したら忘れられない!
★スカイランニングの楽しさ③ 新しい仲間がたくさんできる!!
普段、オリエンテーリングをしたりするとき、例えば同じクラブとか、大学とか、いつも同じ似た者同士で集まったりしていませんか?オリエンティア軍団に現在所属しているメンバーは、一つの大学クラブの出身者で固まっていたり、年代で固まっていたり、そういったことは全くありません!
筆者もオリエンティア軍団で活動していなかったら絶対に話なんてしなかっただろう人とも知り合うことができました!また、オリエンティアではない別のアウトドアスポーツに真剣に取り組む方々とも交流することができます。オリエンテーリング界にはない、また別の競技の見せ方や、取り組み方をまなぶ大きなチャンスを得ることができます。自分の人脈の幅を間違いなく広げることができるでしょう!!恐れずにさあ、飛び込んでみましょう!!
もっとも、現在の軍団はオリエンテーリング界出身者のみで構成されているため、その点をどのように門戸を開いていけばよいかは、これから考えないといけない問題点ではあります。
★スカイランニングの楽しさ④ 仲間と行く遠征は最高!!
オリエンティア軍団の遠征は最高に面白いですよ!!軍団員がたくさんする大会は、だいたいエアビーで宿をとり、合宿のような雰囲気で、遠征を共にする仲間と一体感を持って行動します。レース以外だけではなく、観光や登山、温泉、飲み会……などが組み合わさり、サイコーです。こればっかりは文字でサイコーと書くのが精いっぱいで、楽しさを実際に体験していただかないと完璧に伝わらないことが残念です…。興味を持ったかたは、ぜひお近くの軍団員にお声をおかけください!素晴らしい遠征に、私たちと一緒に行きましょう!!
ちなみに筆者がこれまでに経験した軍団遠征はこんな感じの内容だったと記憶しています。
(一例:ZAO SKYRUNNING2017 2daysの時のスケジュール)
超楽しい車移動→蔵王観光・登山→蔵王温泉入湯→お祭りのような開会式→ジンギスカン(美味)→飲み会→レースで蔵王山満喫→蔵王温泉入湯→冷やしラーメン(美味)→楽しい帰路(車)
だいたい、おいしい食と最高に美しい山と最高に面白い大会が3点セットです。そういうのが好きならたまらないと思います。
★スカイランニングの楽しさ⑤ スカイランニングの楽しみ方は無限大!!
スカイランニングってめっちゃ走らないといけないと思いがちではありませんか?
スカイランニングの楽しみ方はただレースに参加して勝利を目指すことだけにあらず!!オリエンティア軍団はクラブですので、レースに出ているクラブ員を応援することもまた一興。びわ湖バレイのレースでは、ロープウェイでゴール地点まで行くことができ、走ることができない人も、山頂で選手を応援することもできます。楽しく、Instagramを更新しながらレースを走る軍団員もいますし、動画や写真を撮ることに心血を注ぐ軍団員、レースには出場しないで、山に登って、ヤマメシを作りながら選手を応援する軍団員もいます。
スカイランニングの楽しみ方は無限大!走らなくても、選手ではなくても、FUNRUNでも、どんなスタイルでも楽しめるのがスカイランニングといえるのです!!
ここまで、どこの通販番組かよと突っ込まれそうな勢いでスカイランニングの面白さを書きましたが、伝わっているでしょうか。少しでも興味を持った方がいましたら、スカイランニングは最高にエキサイティングなスポーツですので、やらないのはもったいない!!ぜひ一緒にスカイランニングに挑戦してみませんか?
6.まとめ
この記事では、オリエンティア軍団というスカイランニングクラブがどういった存在のクラブなのかということを現状ではあまり認知されていないことを踏まえて、私たちオリエンティア軍団が活動している目的や、オリエンティア軍団というクラブから見た際のスカイランニングというスポーツの魅力について、記述してまいりました。
オリエンティア軍団が活動を始めてから2年、徐々にオリエンティアという存在がオリエンテーリング界を飛び越して認知され始めていると、わずかながらに手ごたえを感じてきているのが、最近の状態です。この良い流れを絶たないように、これからの活動をしていきたいと考えています。
もちろん、私たちオリエンティア軍団は常に新しいメンバーを募集しています。この記事を読んで、軍団にちょっと興味がわいた…参加してみたい!みたいなことを思ったそこのあなた、このチャンスを逃す手はありません。ぜひ、一度お近くの軍団員、あるいは軍団のTwitterなどの手段を通じてご連絡ください。一緒に最高のスカイランニング体験をしましょう!
そして、冒頭の内容に戻りますが、まずは軍団のTwitter、Instagram、YouTubeをフォロー・チャンネル登録してくださいね!!オリエンティア軍団の情報は定期的にそれらのSNS等を用いて発信しています。最新情報をCheck!!ですよ!!
ここまで長文にお付き合いいただきありがとうございました。これで大体1万字のようです、がんばりました。明日以降のカレンダーは多分、本当のオリエンテーリングの話になると思います。よかったです、最序盤から脱線気味ですみません。なにより、毎年アドベントカレンダーの企画提供をしているKさんとMさんに多大なる感謝を。
さてさて、最後はやっぱりスカイランニングらしく締めましょう。スカイランニング界では有名なポーズも忘れないでくださいね!せーの、
LESS CLOUD.MORE SKY!!
(©オリエンティア軍団 2019)